きゅうり封じ 神光院
苦しみはきゅうりにタッチ

きゅうり封じ(きゅうり加持)は弘法大師が約1200年前に中国で習得した真言密教の秘法です。きゅうりに疫病を封じ込め、病気平癒を祈願します。
苦しみはきゅうりにタッチ

きゅうり封じ(きゅうり加持)は弘法大師が約1200年前に中国で習得した真言密教の秘法です。きゅうりに疫病を封じ込め、病気平癒を祈願します。
きゅうり封じってどうやるの?
名前と数え年を書いた半紙できゅうりを包み、厄除けの祈祷を受けます。その後、きゅうりで身体の悪いところをなで、持ち帰り土に埋めるか、神光院境内のきゅうり塚に納めることにより病苦をきゅうりに封じ込めることができると言われています。
水分が多く腐りやすいきゅうりを土に埋めることで、きゅうりと共に封じ込めた病苦が土に還ると信じられ、受け継がれてきました。
夏のきゅうり、冬の大根
きゅうり封じが夏の風物詩なら、冬の風物詩は大根加持(大根炊き)です。12月に入ると京都のあちこちのお寺で行われます。
大根炊きの起源はお寺により諸説ありますが、鎌倉時代に茲禅上人が大根の切り口に梵字を書いて魔除けにしたことともいわれています。
大根加持は、ぼけ封じ、中風封じなどにご利益があるといわれ、祈祷後にふろふき大根にして参拝者らに振舞われるのが恒例行事となっています。
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名称
きゅうり封じ 神光院
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開催月
7月
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開催場所
神光院
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最寄り駅
北大路駅
京都市営地下鉄烏丸線 北大路駅からバス 京都市バス37系統「神光院前」バス停より徒歩3分 -
主催者
神光院
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料金
祈祷料 1500円(きゅうり代込)
最終更新日:2023.06.16
祭りの記録
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