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伊根祭

またの名を「海の祇園祭」
伊根祭は江戸時代に京都の八坂神社の祭神、牛頭天皇を伊根の八坂神社の氏子が迎え、海上安全、大漁、五穀豊穣を祈願したことが起源と言われています。「宵祭」と「本祭」の2日間にわたって行われ、現在では伊根町の夏の風物詩となり毎年多くの人で賑わいます。
またの名を「海の祇園祭」
伊根祭は江戸時代に京都の八坂神社の祭神、牛頭天皇を伊根の八坂神社の氏子が迎え、海上安全、大漁、五穀豊穣を祈願したことが起源と言われています。「宵祭」と「本祭」の2日間にわたって行われ、現在では伊根町の夏の風物詩となり毎年多くの人で賑わいます。

豊漁の年にしか見られない!

祭りは「例祭」と、豊漁の年に行われる「大祭」に分けられます。大祭には「船屋台」が登場し、歌舞伎や三番叟(日本の伝統芸能)など様々な演目が海上で披露されます。

船屋台は京都の祇園祭の山が海に浮いているように見えることから、「海の祇園祭」とも呼ばれ、「八坂神社祭礼船屋台行事」の名称で京都府無形文化財に登録されています。

7艘の舟を繋いで土台とし、釘を一切使わずに組み立てるのが特徴です。4艘の船屋台が伊根湾内を海上渡御する姿は、江戸時代から連綿と続く歴史を感じさせます。

船屋台は準備から片付けまで数日かかり、多額の費用が必要となるため「大祭」の年のみに出されることになっています。

伊根町の未来

船屋台からの一行を迎える八坂神社境内では子供たちによるお囃子が鳴り響き、小・中学生による棒振りと神楽が奉納されます。その姿を見守る大人たちの表情には、伊根町の未来を託し、伝統を受け継いでいってほしいという願いが見てとれます。

伊根町もまた人口減少と漁の後継者問題に悩まされていますが、子供たちの笑顔と町の息吹が海とともにずっとあることを人々は豊穣とともに祈願します。

  • 名称

    伊根祭

  • 開催月

    7月下旬
    毎年7月最終土曜日と日曜日に開催

  • 開催場所

    八坂神社周辺(伊根町)

  • 最寄り駅

    京都丹後鉄道 天橋立駅

  • 主催者

    伊根町観光協会

  • 関連情報

最終更新日:2022.06.27
書いた人
書いた人

ほりほり

神奈川県出身
小さな頃からお祭り好き。大規模なお祭りも好きだけど、地元の人々に愛され受け継がれてきた伝統的なお祭りに惹かれる。
学生の頃は18切符を使って地方のお祭り巡りをしていた。これからも祭り旅を続けていきたい。

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