三十三間堂 通し矢(大的大会)/楊枝のお加持
三十三の柱間を、切り裂くように飛んでいけ

大的大会は全国から参加資格を持つ新成人1500〜2000人、称号者100人ほどが集まり、本堂西側の軒下で南から北に矢を射通します。江戸時代の射程距離は121mありましたが現在では60mになり、弓道の遠的競技の形式で行われます。江戸時代、通し矢の種目は複数ありましたが、人気が高かったのは「大矢数(おおやかず)」です。夕刻から翌日の同刻まで24時間正座したままの体勢で矢を射続け、その本数を競いました。
また同日に行われる楊枝のお加持(やなぎのおかじ)は、本尊・千手観音坐像前で7日間祈祷した法水を楊枝の枝で参拝者に注ぐことで、無病息災を祈ります。
また同日に行われる楊枝のお加持(やなぎのおかじ)は、本尊・千手観音坐像前で7日間祈祷した法水を楊枝の枝で参拝者に注ぐことで、無病息災を祈ります。
三十三の柱間を、切り裂くように飛んでいけ

大的大会は全国から参加資格を持つ新成人1500〜2000人、称号者100人ほどが集まり、本堂西側の軒下で南から北に矢を射通します。江戸時代の射程距離は121mありましたが現在では60mになり、弓道の遠的競技の形式で行われます。江戸時代、通し矢の種目は複数ありましたが、人気が高かったのは「大矢数(おおやかず)」です。夕刻から翌日の同刻まで24時間正座したままの体勢で矢を射続け、その本数を競いました。
また同日に行われる楊枝のお加持(やなぎのおかじ)は、本尊・千手観音坐像前で7日間祈祷した法水を楊枝の枝で参拝者に注ぐことで、無病息災を祈ります。
また同日に行われる楊枝のお加持(やなぎのおかじ)は、本尊・千手観音坐像前で7日間祈祷した法水を楊枝の枝で参拝者に注ぐことで、無病息災を祈ります。
参加資格とルール
参加資格は全日本弓道連盟会員であり、成人の部(新成人)は初段以上、称号者の部は錬士・教士・範士であることです。
またルールは、以下のようになっています。
[予選]2本射り、2本とも的に当てる(新成人:直径1m、称号者:直径79cm)
[決勝]1本ずつ射り、矢が的の中心により近い者が優勝(新成人:直径79cm 、称号者:直径50m)
江戸のオリンピック「天を射る」
「天を射る」はビッグコミックスで発売されている通し矢を題材にした漫画です。江戸時代、低い身分の者が出世するには通し矢で新記録を打ち立てて天下一になるしかない、とまで言われていました。取り柄のない主人公が通し矢に出会い成長していく青春ストーリー。ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
-
名称
三十三間堂 通し矢(大的大会)/楊枝のお加持
-
開催月
1月
-
開催場所
三十三間堂
-
最寄り駅
七条駅、東福寺駅、京都駅
-
関連情報
最終更新日:2022.09.28
祭りの記録
写真をお持ちの方はこちらからご連絡ください。(一度に3枚まで投稿できます)