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石清水八幡宮 勅祭・石清水祭
千年以上の歴史ある祭

石清水祭は863年に男山の裾を流れる放生川のほとりで魚・鳥を放生し、「生きとし生けるもの」の平安と幸福を願う祭儀として始められました。放生行事のあとには、童子による胡蝶の舞が奉納されます。
千年以上の歴史ある祭

石清水祭は863年に男山の裾を流れる放生川のほとりで魚・鳥を放生し、「生きとし生けるもの」の平安と幸福を願う祭儀として始められました。放生行事のあとには、童子による胡蝶の舞が奉納されます。
起源は天皇!?
石清水祭は、清和天皇の863年、旧暦の8月15日に「石清水放生会」と称し、八幡大神様が男山の裾を流れる放生川のほとりにお臨みになって生きた魚や鳥を放って「生きとし生けるもの」の平安と幸福を願う祭儀として始められたとされています。現在もこの祭は引き継がれ、1160年の歴史があります。
三大勅祭の一つ
勅祭とは勅使(天皇の使者)が派遣されて執行される神社の祭儀のことで、賀茂祭(葵祭)、奈良・春日大社の春日祭とともに三大勅祭の一つに数えられています。勅祭は日本で数十祭しか行われない祭なので、ぜひこの機会に覗いてみてはいかがでしょうか?
胡蝶の舞
胡蝶とは胡蝶楽の略語であり、蝶がひらひらと飛ぶのを舞に見立てていう言葉です。4人の童子は緑系統の指貫(裾を紐で指し貫いて絞れるようにした袴)を着て、手に山吹の花枝を持ち、蝶のように舞い遊びます。背中と胸には、牛革や和紙で作った蝶の翅をつけます。原則としては少年が舞ますが、神社では巫女や少女が舞う場合もあります。
真夜中の儀式
儀式は午前2時から始まります。山上の本殿で3基の鳳輦(ぼうれん)に三座の神霊を奉遷し、午前3時に本殿を出発。500人もの神人(じにん)を従え、山を下ります。午前3時40分頃に絹屋殿着御の儀、午前4時15分頃に頃頓宮神幸の儀(入御)、その後も献饌(けんせん)、供花、奉幣、御馬牽廻(おんうまけんかい)などの儀式が行われ、日が昇り、午前8時頃に放生行事が行われます。
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名称
石清水八幡宮 勅祭・石清水祭
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開催日時
2022.09.15(木)
例年9月15日 -
開催場所
石清水八幡宮
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最寄り駅
男山山上駅
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関連情報
最終更新日:2022.09.28
祭りの記録
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